SKE48チームSリーダーの矢方美紀(24)が25日、名古屋・SKE48劇場で行われた劇場公演で、グループ卒業を発表した。また、同公演に出席した野口由芽(18)も卒業を発表した。どちらも来月末をもってグループから去る。

 アンコールを終え、メンバー全員で最後のあいさつをしようとすると、矢方が「ここで私からお伝えしたいことがあります」と切り出し、「私矢方美紀は、SKE48を卒業させていただきます」と発表した。ファンから「ええ~っ」と驚きの声を受けた。

 「卒業させていただくのは2月末なので、あと約1カ月しかないんですけど、自分がリーダーとしてまとめてきたのもありましたし、チームSとして、SKE48として、最後までいろんな思い出を皆さんと共有していきたいと思います」

 心境などは、追って公式ブログで明かすという。

 矢方に続いて、野口が涙声で「私からも発表があります。私野口由芽は、SKE48を卒業します」と切り出した。「私は今高校3年生で、第一志望だった大学に合格することができました」と報告すると、拍手を浴びた。「春から大学生になり、学業に専念させていただくため、卒業させていただくことになりました。私も2月末に卒業するのですが、メンバーのみんなと一緒に、この公演でたくさん深い足跡を残していければと思います。よろしくお願いします」とあいさつした。

 野口が発表を終えると、矢方は「最後まで私たち2人もSKE48として活動していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と頭を下げ、拍手を浴びていた。

 矢方は09年加入のSKE48の3期生。選抜総選挙では12年の第4回に62位で初ランクインし、14年の第6回でも73位に食い込んだ。野口は13年に劇場デビューした6期生で、北川綾巴(18)熊崎晴香(19)竹内彩姫(17)東李苑(20)が同期。