テレビ東京系ドラマ「イミテーションラブ」(3月7日スタート、木曜深夜2時35分)の出演者お披露目イベントが10日、千葉県内で行われ、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストから生まれた音楽ユニット「ジュノン・スーパーボーイ(JB)・アナザーズ」や、モデル岡本莉音(17)AKB48チーム8倉野尾成美(18)らが出席した。

高校卒業後の進路を決める「卒業文化祭」のステージでアイドル役、ホスト役の2チームに分かれ、戦いを繰り広げる学園ドラマ。イベント後には、岡本と倉野尾が囲み取材に応じ、意気込みを語った。岡本はヒロイン役で、ドラマは初出演。「初めてのドラマなので緊張していますが、頑張ります。1つ1つの表情とかせりふの言い方に気をつけて、丁寧に演じたい」とまじめに答えた。今春に高校を卒業する予定の倉野尾は、「ギリギリ、コスプレじゃないです(笑い)。いい卒業記念になるかなと思います。コスプレと言われずに制服を着られる回数が限られている中、この撮影があるので、制服を楽しみたいなって思います」と話した。

倉野尾は48グループ以外のドラマ出演は初めてとなる。今作ではクラスの誰とでも話せる、学級委員長的な役どころ。ところが倉野尾自身は、女性ばかりの環境で活動しているため、男性陣が多い現場はほぼ初めて。同年代の男性としっかり話すことも「中学生以来くらいなんです」という。「今のところ、まだ自分を出せていないです。警戒心が強くて、まだ緊張でバキバキなんですよ。女の子の中で生きてきたので…」。岡本から「男の子と意識せずに、女の子と接する感じでポーンって行ったら大丈夫だと思うよ」とアドバイスされても、倉野尾は「まだ分からない…」と不安そうに苦笑いしていた。

イベントはファンに公開で行われた。ホストチームで落ちこぼれ役の久保田幸貴(22)は「ホストチームを精いっぱい引っ張っていくので、よろしくお願いします」とあいさつ。アイドル役の中心メンバー石橋宏輝(17)は「(自分が演じる)四音は地味な性格ですが、そんな四音の心の扉を開ける演技をお見せできたら」と意気込んだ。