AKB48篠田麻里子(27)が22日、東京・秋葉原のAKB48劇場でグループを卒業した。

 冒頭のトークで「2006年1月22日、ちょうど7年半前に劇場でデビューさせてもらいました。劇場で最後を飾れることが本当にうれしい。今までありがとうございました」とあいさつした。川栄李奈(18)高橋朱里(15)ら後輩メンバーが次々と涙を流した。

 最後の曲の「あなたがいてくれたから」の曲紹介で、「7年半、本当に皆さんに支えられました。ありがとうございます。それでは聴いてください。『ここにいたこと』」と声を響かせた。すぐに高橋みなみ(22)に「きょ、曲名が…」と突っ込まれた。最後の最後に曲名を間違えるハプニングで、劇場は爆笑に包まれた。さらに、最後のあいさつの前に「ちょっと待ったあ。私はやっぱり…卒業しません!」と叫び、仰天したメンバーらに向かって、「…っていうのは、冗談ですよ~」と笑った。

 終演後は、自らの原点である劇場ロビーのカフェブース内に立ち、ファンとのハイタッチを行った。