乃木坂46能條愛未(19)中田花奈(19)伊藤寧々(18)が12日、都内でホラー映画「死の実況中継」(19日公開、仁同正明監督)の完成披露試写会に出席した。

 3人がホラー映画の主役を務める「都市伝説3部作」の1作目で、今作は能條が主演する。「女優の部分を見せるチャンスじゃないかと思った。表情だけで、どれだけ怖さが伝わるかを研究した。叫ぶシーンはエネルギーを使いました」。普段は「バラエティー担当」だけに、まじめな雰囲気にファンも戸惑っていたが、中田から「ミュージカルのモノマネをやって」と言われると本領を発揮。得意の「アニー」のモノマネを披露し、会場を沸かせた。

 伊藤はイベント前に作品を見た。「怖くてぇ…ホラー映画はやっぱり苦手でぇ…」。ステージ上で思い出したのか、声を震わせて泣き始めた。能條から「もう終わったから泣かなくていいよ」とフォローされたが、涙は止まらず、差し出されたハンカチで涙をぬぐっていた。

 一方で、恐怖の体験談では、「実家で時計の針がグルグル回り出したりした」と衝撃の告白。メンバーに「まだあるけど、聞く?」とたずねると、能條は「いいです。リアルそうだよね…」と後ずさりしていた。