SKE48が21日、名古屋のSKE48劇場で行われたチームS公演千秋楽で、AKB48に移籍する木崎ゆりあ(18)、卒業する出口陽(26)の壮行セレモニーを行った。

 木崎は冒頭のトークから「この劇場に来るのは最後かもしれない。スタッフさんに『劇場の裏なら落書きしていい』と言われたので『木崎ゆりあ参上』と書いていきたい(笑い)」と笑わせるなど、笑顔で公演をやりきった。

 風邪で前日の握手会を途中欠席した影響を感じさせない元気で、同期の矢方美紀(21)後藤理沙子(16)と「逆転王子様」などを披露。アンコールでは、駆け付けた同期の須田亜香里(22)木下有希子(20)に、門出を祝福された。

 「SKE48という、背負っていたものがなくなり、AKB48になるということは、どうなるのか分からない」。少しだけ不安をのぞかせながらも、SKE48としての4年半の活動を糧に、新天地へ向かう。「これからもSKE48の木崎ゆりあとして頑張っていきたい。思い出は全部持っていきます。さよならではなく、いつか帰ってくる。『ただいま』と言ったら、『おかえり』と言っていただけるように頑張ります」とファンに約束した。

 木崎は今後、AKB48でチーム4の副キャプテンとして活動していく。24日に「アイドルの夜明け」公演初日で、AKB48の一員として公演デビューを迎える。