時給1000円で働くAKB48メンバー「バイトAKB」が14日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたチームA公演にバックダンサーとして出演した。

 この日出演したのは、全50人から荻野由佳(15)上谷沙弥(17)中川里菜(19)木下真佑(18)川口真実(19)黒沢綾佳(22)の6人。レッスンを経て選出され、11日に出演メンバーが決まった。

 黒沢は、岩田華怜(16)とともに、開演前に場内での注意事項などナレーションを担当。「緊張のあまり何をしてたかよく覚えていないところもあるけれど、やりきったと思う。たくさんの人が見てくださっていることもあって、ステージを楽しめました」と振り返った。

 公演では「スコールの間に」「真夏のクリスマスローズ」の2曲でバックダンサーを務めた。通常の公演ではメンバーが務めるが、同じ衣装で披露し、会場からは拍手が起こった。

 メンバーも初めてバイトAKBの出演とあって、MCではやってみたいアルバイトについて展開された。中西智代梨(19)は「にぎやかな居酒屋でバイトして『いらっしゃいませ~』とやりたい」。西山怜那(13)は「コンビニのレジ打ちを生まれたときからやってみたい。おもちゃのレジで、ママがカレーのルーとかをまねしてやっていたんです」。武藤十夢(19)は「ガソリンスタンドで『オーライ』とやりたい」とそれぞれのバイト願望を明かしていた。