AKB48グループを運営するAKSは13日、グループが行っている東日本大震災の復興支援活動「誰かのために」プロジェクトで集まった義援金が、12日現在で13億4万5904円に上ったと発表した。昨年2月の発表時点では約12億5000万円で、この1年あまりでさらに約5000万円が集まった。

 グループは震災直後の11年3月から、全国各地でこのプロジェクトを開始。震災から丸2年の今月11日には、グループのメンバー60人が被災地10カ所で特別ライブや握手会を行った。また同日、東京・秋葉原など4つの専用劇場で、入場無料の特別公演を同時開催した。現在も各劇場には募金箱が設置されており、1日からは「掌が語ること」の無料配信を開始。ダウンロードできるサイトからも寄付を呼び掛けている。

 AKSは「AKB48グループは今後も引き続き復興支援活動を行ってまいります」としている。