AKB48大島優子(25)の正式な卒業日が、6月2日に決まった。大島は20日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた最後の「大島チームK公演」に出演。終演間際に「6月2日に最終公演をやらせていただきます」と明かした。

 今月29、30日の東京・国立競技場ライブで卒業セレモニーが行われ、5月5日には大阪市のインテックス大阪で最後の握手会「大島優子感謝祭」を開催。同10日にはNot

 yetの3周年ライブも予定されている。ただ、AKB48メンバーの卒業式は、AKB48劇場と決まっており、卒業公演が発表されるに至った。

 この日は、通常劇場公演としては最後で、「将来の夢は女優。『座右の銘は己を信じ精進せよ』。変幻自在のエンターテイナーといえば?」と呼びかけた。観客が「大島優子~」と応じて自己紹介が完結すると、「キャッチフレーズを言うのも、最後なんですね」とポツリ。ラスト曲の「前しか向かねぇ」では、こらえ切れず涙して、歌い出しで言葉に詰まった。「ここは私にとって宝物で、ずっとなくしてほしくない心のホームです」。絞りだした言葉にも感謝が込められていた。【瀬津真也】