小雪がカムイ外伝のヒロイン役に挑戦
小雪(31)がアクション大作映画「カムイ外伝」(崔洋一監督、来年公開)のヒロインを務めることが4日、分かった。人気漫画の実写映画化で主演は松山ケンイチ(23)。昨年11月の撮影で菊地凛子(27)が重傷を負い、スケジュールの都合で1度出演を断念した小雪が再オファーを快諾。主人公と死闘を繰り広げる女忍者役で激しいアクション撮影に初挑戦する。クールビューティーの新境地として注目される。
映画「カムイ外伝」は北米を中心に世界公開を目指すアクション大作。主演は映画「デスノート」シリーズの大ヒットで、アジア全域で人気を獲得した松山。ヒロインも、演技力や存在感に加え、国際的な知名度が望まれた。小雪は03年にトム・クルーズ(45)主演の米映画「ラストサムライ」に出演。凛(りん)としたたたずまいや演技力が評価された。製作側は原作ファンでもあった小雪といったん調整に入ったが、スケジュールが合わず、撮影参加は実現しなかった。
昨年11月から極秘で始まった撮影には菊地凛子が参加。合作映画「バベル」で米アカデミー賞助演女優賞候補となり、一躍脚光を浴びた実力派女優に白羽の矢が立てられた。ところが撮影中に両足太ももの肉離れの重傷を負ってしまった。回復を目指し懸命に努力を重ねたが、撮影は中断。最悪の場合、製作中止の可能性も浮上した。
難局を救ったのは小雪の決断だった。撮影延期で出演が可能となり、過酷な撮影を承知でオファーを快諾した。崔監督は「世界に日本女優の存在の強さを示した小雪との出会いに運命的なものを感じる」。小雪も「多くの方から長く愛される原作をどのように深く表現することができるか(初めて)崔監督とご一緒できることも楽しみ」と話す。
掟(おきて)に縛られた世界に嫌気がさし、忍(しのび)の世界を抜け出した女忍者役。同様に“抜忍(ぬけしのび)”となった主人公カムイを追っ手と誤解し、しつこく襲いかかる。
5月開始の撮影に備え、殺陣や乗馬、ワイヤアクションのトレーニングに励み、体当たりのアクション撮影に挑む。モデル出身の抜群のプロポーションとクールな印象の強い小雪にとって新境地となる。崔監督は「眼光の中に強い精神性を秘めており、さらに『かわいい人じゃないか』と思わせるものがある」と大きな期待を寄せている。
[2008年5月5日8時24分 紙面から]
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