キャンプや釣りなどレジャー本番の季節に欠かせないのが、防水対応で落下の衝撃にも耐えるタフなデジタルカメラだ。最近は撮影機能が充実し、使いやすいタイプが増えている。

 富士フイルムの「ファインピックス

 XP200」は、水深15メートルまで防水が可能で、砂やほこりを防ぎ、高さ2メートルからの落下にも耐える。気温マイナス10度までの耐寒機能を備え、冬のスポーツにも対応する。1秒に10コマの高速連写や、無線LAN通信によるスマートフォンへの画像送信もできる。青、黄、黒の3色があり、オープン価格で実勢は3万円前後。

 パナソニックの「ルミックス

 DMC―FT5」も、水深13メートル、マイナス10度までの環境に耐え、落下に強い。二重ガラスのレンズカバーで水中でも急激な温度変化よる結露を気にせずに済み、見た目の色合いに近い撮影ができる。GPS機能や気圧計なども備え、地名情報や方位、気圧、高度といったデータを撮影画像に加えられる。シルバーとオレンジの2色。オープン価格で実勢は3万7000円前後。

 ペンタックスリコーイメージングの「ペンタックス

 WG―3」は大口径の光学4倍ズームのレンズで、水中や夜景など光量が少ない場合でも鮮明に撮れる。発光ダイオード(LED)の補助光を使って被写体を拡大した撮影も可能だ。水深14メートルで連続2時間撮ることができ、高さ2メートルからの落下にも耐える。色は黒、オレンジ、白・青の3タイプ。オープン価格で実勢は3万円台。