NHK大阪放送局は5日、好調が続く連続テレビ小説「マッサン」のスピンオフドラマ2本を発表した。

 2本は、4月25日放送の「すみれの家出~かわいい子には旅をさせよ~」と、5月2日放送の「たそがれ好子~女三人寄れば姦(かしま)しい~」。ともにBSプレミアムで午後8時から1時間番組として放送される。

 「マッサン」は、初の外国人ヒロイン、シャーロット・ケイト・フォックス、玉山鉄二が演じる国際結婚した夫妻のウイスキー作りにかける情熱、絆を描き、視聴率は東西とも20%前後を堅持したまま。近年では放送終了後に、スピンオフ作品が制作されているが、前後編の2作が放送されるのは珍しい試み。

 前編では、玉山演じる主人公・政春の妹で、早見あかりが演じたすみれを軸に制作し、後編は、政春が大阪で酒造りを学んだ「住吉酒造」の事務員・好子の奔放な生きざまを描く。