演歌歌手の長山洋子(47)が14日、千葉・幕張メッセで「ビクターロック祭り」のオープニングにサプライズ出演した。来月でデビュー32年目を迎えるが、ロックフェス参加は初めて。和太鼓3人と三味線10人を従え、津軽三味線をまるでエレキギターのように激しく弾き鳴らし、ヒット曲「じょんがら女節」を熱唱した。黒と赤の着物に、赤い髪のエクステとハイヒールブーツ。赤いサングラスをかっこよく客席へ投げ、見えを切った。「去年このロックフェスが始まったのを知り、ビクターの社長に『私も出演させて』と直訴したんです」。

 「じょんがら女節」はロックっぽいと感じていたといい「ロックフェスで披露するのは目標でした」。観客は大きなどよめきと大喝采で歓迎した。「歓声に『やるぞっ!』ってなりました。次は野外フェスやロック歌手とのコラボもいいな~」とすっかりとりこになっていた。