19日に舞台上の大型可動式LEDパネルが倒れ、出演者ら6人が負傷する事故が発生した堂本光一(36)主演のミュージカル「Endless SHOCK」(東京・帝国劇場)が31日、千秋楽を迎えた。

 終演後、キャスト全員で登場。まず、座長の堂本が切り出した。「あってはならない事故が起きて、僕たちにとっても試練の年になりました」。事故は19日の昼公演終盤に発生。そのまま中止となり、同日夜公演も中止したが、翌20日夜公演から再開した。

 主要キャストのあいさつ後、拍手が鳴りやまず、再び堂本だけが登場。座長としての思いを吐露した。「言葉にならないことが、自分の中でたくさんありました。それをパフォーマンスで届けようと、ステージに立っていたつもりです。『SHOCK』がよりよい作品になっていけるよう、僕としても努力していきたい」と続けた。

 この日、9月に大阪・梅田芸術劇場で、10月に博多座で公演を行うことが発表された。