音楽プロデューサーつんく♂(46)が声帯の摘出を公表してから一夜明けた5日、教え子であるモーニング娘。のOGたちがそれぞれ、ブログで思いを明かしている。動揺を隠せない様子が伝わってくるが、尊敬や感謝の気持ち、今後の恩返しを誓うメッセージが記されている。

 衝撃の発表から約24時間がたった5日午前11時ごろ、初代モー娘リーダーの中沢裕子(41)がブログを更新した。「ショックな気持ちが隠せないのが今の正直な思いです。私にとってつんく♂さんには元気でいてくださることが第一ですが、今回の事はショック」。

 つんく♂の喉頭がんは昨年2月に見つかり、その後「完全寛解した」と発表された。しかし、昨年10月に再びがんが発見されたと公表。手術を受けたことは明かしたが、声帯を摘出していたことは伏せていた。

 中沢は「今まで私達仲間に愛を込めて作ってきてくださった楽曲をこれからも一曲一曲大切に歌い続けていこう」と恩師への感謝と新たな決意を記している。

 この日午後2時ごろまでにOGのブログ更新が相次いだ。藤本美貴(30)は「ニュースで知りビックリしました…。早く元気なつんく♂さんにお会いしたいです」。高橋愛(28)は「人間としてもパパとしても尊敬する大好きなつんく♂さん、これからもカッコいいつんく♂さんについていきます!」。飯田圭織(33)は昨年12月につんく♂と会った時のことに触れ「言葉を発することなく息子をかわいがってくださいました」と明かした。昨年10月から芸能活動を再開した矢口真里(32)はつんく♂の名前こそ出さなかったが「これからもずっと尊敬しています。ずっとついていきます」とつづっている。

 つんく♂は今後も音楽プロデュース業を続けると表明している。関係者によると、具体的な予定は決まっていないが、今後もモー娘を含むハロー!プロジェクトの曲制作などに関わっていくとみられる。

 OGの保田圭(34)は「やっぱりつんく♂さんは、どんな時もいつまでも私達の尊敬する師匠、そしてお父さんです。プロデューサーつんく♂さんとまたお仕事でご一緒させていただけることを願い…その日を楽しみにしています」と願いを込めた言葉を記した。