カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された映画「海街diary」(是枝裕和監督)が13日、初日を迎え、東京・TOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われた。長女役の綾瀬はるか(30)が、6月3日生まれの次女役・長沢まさみ(28)、同30日生まれの三女役・夏帆(23)同19日に17歳の誕生日が迫った異母妹役の広瀬すず(16)と、同6日に53歳になった是枝監督のために、2日がかりで焼いてきたケーキがサプライズで登場した。

 綾瀬は「スポンジは昨日焼いて、スポンジにクリームを塗って、塗って。きれいに丸く塗るのが…(大変だった)。切ったらイチゴが、ぎっしり詰まってます!!」と胸を張った。1口食べた広瀬は「おいしいです!!」長沢は「おいしい!!」と絶賛。綾瀬は、夏帆から「いつ作ったの?」と聞かれ「先ほどまで作っていたの」と笑みを浮かべた。スクリーンには、パティシエの格好をして首に赤いリボンを巻いた綾瀬が、ケーキを作り上げていく過程の写真が映し出された。