6月上旬にのどの腫瘍除去手術を受けていたSMAPの中居正広(42)が、除去した腫瘍が「良性」だったことを報告した。

 また、5月に大腸がんのため他界した俳優の今井雅之さん(享年54)からの遺言として「検査しろ」と伝えられていたことも明かした。

 中居は4日放送のニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」で先週6月27日の放送に引き続き、のどの腫瘍の除去手術について話した。除去した腫瘍について、術後3、4日してから医者から「良性」と告げられたことをリスナーに向けて報告した。しかし、結果がわかるまでの間、「悪性だったら、腹くくらないといけない」と考えたといい、「司会、無理だな。芝居も歌も無理だな。踊りだけ?パントマイムで面白いことができるかな」などと思い巡らせたという。

 愛煙家で知られる中居だが、現在は喫煙をしていないといい、「止めたつもりじゃない、ただ吸っていないだけ」と、禁煙している訳ではないことを強調。これまで吸ってきたたばこの本数について、自身で計算したところ、「約60万本吸っていた」という。

 喫煙をしていない理由について、中居は2月にがんで亡くなった父の正志さん(享年79)が遺した幾つかの色紙の1枚に「禁煙」と書いてあったからだといい、「それが気になっていたから、それかもな」としみじみと語った。

 また、中居は正志さんのことがあって検査を受けに行っていたというが、今井さんからも検査の勧めがあったという。それは今井さんが亡くなった当日、今井さんのマネージャーから「検査しろ」と今井さんの遺言という形で伝えられたのだという。そのエピソードを明かした中居は「今井さんのこともあって、検査に行って腫瘍が見つかって・・・」と、改めて、友人の死に思いふけていた。