脱原発や人権など社会問題をテーマに活動している異色のアイドルグループ、制服向上委員会の斎藤優里彩(18)と斎藤乃愛(15)が、爆笑問題の太田光(50)の「痛々しい」というコメントに反論した。

 同グループは、政治的なメッセージを積極的に発信する社会派アイドル。先月13日に神奈川県大和市で行われた市民団体「憲法9条やまとの会」のイベントでは、「諸悪の根源自民党」という歌詞の含まれた楽曲を歌い、同市がイベントへの事後の後援取り消しを検討する騒動へと発展した。

 太田は先月30日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、制服向上委員会について「あれ、やらされてるんだろうなぁ」と憶測し、「さすがにちょっと痛々しいよね」と感想を述べた。

 太田の発言に対し、同グループのスタッフは、太田が今年4月に行われた安倍晋三首相主宰の「桜を見る会」に出席した際の画像をアップして「おもろい歌詞じゃんと思ってても、これだけ安倍さんに擦り寄ってたら、痛々しいと言うしかないよね」とツイート。そのツイートを引用したうえで、優里彩も太田に「私からすると安倍さんにゴマをすってる太田光さんの方が痛々しく見えます」とツイッターで反論。さらに乃愛も「メンバーは全員、自分の意思で活動しているんですよ♪」と明言した。