11日に東京・丸の内TOEI1で行われた映画「アリのままでいたい」(鴨下潔監督)の初日舞台あいさつ中に、声優を務めた吉田羊(年齢非公表)とDAIGO(37)の手から飛び立ったカブトムシ2匹のうち、行方不明だった1匹が14日、同劇場で発見された。

 東映関係者によると、守衛が同日明け方に同劇場を巡回していたところ、ガサゴソと物音がしたため確認したところ、カブトムシが壁に留まっていたという。

 カブトムシは、昆虫好きで知られる哀川翔(54)が自ら羽化させたもので、劇場を訪れた子どもたちにプレゼントしたいとつがい200匹が贈られていた。うち2匹が舞台あいさつ中に吉田とDAIGOの手から飛び立ち“逃亡”。1匹は初日舞台あいさつ当日に発見されたが、天井付近に飛んでいった1匹の行方が分からなくなっていた。

 初日舞台あいさつは11日午後1時から同劇場で行われた。そこから2日以上、経過した中、エサもないであろう劇場内で行方不明だった1匹のカブトムシが見つかったことに、関係者は胸をなで下ろした。