京都市上京区の堀川周辺などがライトアップされる「京の七夕」(8月1日から)の試験点灯が30日夜、行われた。今年で6回目を迎える京の夏を彩るライトアップは、10月開催の「京都国際映画祭」(15~18日)とタイアップ。この日は、漫才師おかけんた(54)、お笑いコンビ「銀シャリ」が参加した。

 3人は、押小路通付近から堀川遊歩道を川沿いに進み、光のアートを見学。二条城には、願い事を書いて入れるボックスがあり、10月の京都国際映画祭で、それぞれの願い事が貼り付けられたびょうぶを公開する企画も用意されていた。

 「上達させたいあなたの芸事」をテーマに、願い事を記す企画だが、先日、高校の同級生と結婚したばかりの鰻(うなぎ)和弘(31)は「鰻の子孫を増やしたい」。

 相方の橋本直(34)は「芸事じゃない!」とすかさずつっこんだものの、自らは独身だけに「結婚したい」と書き込んだ。

 コンビは「京都だけに私情(四条)を挟んでしまった」「いい人とここに参上(三条)したい」など、テンポよくネタを連発。のせられた先輩のけんたまで「カナヅチなので、泳ぎたい」と、芸事とはまったく無関係のお願いを記していた。