女優内田有紀(39)ブラックマヨネーズ小杉竜一(42)が11日、都内で行われた映画「アントマン」(9月19日公開)の日本語版声優お披露目イベントに出席した。

 体長1・5センチの小さなヒーロー、アントマンの活躍を描く作品。内田は実物大のフィギュアを持って「ちっちゃ!」と連呼した。ステージには巨大な車のカギや鉛筆、角砂糖の模型が置かれ、アントマンの世界観を実体験した。

 内田はアフレコ初挑戦だった。「海外の映画とかを見ていて、ジュリア・ロバーツさんだったら(吹き替えは)戸田恵子さんとかですよね。憧れていました」。小杉から「めっちゃくっちゃうまかった」と褒められると、「逆に小杉さんがうまかった」と褒め返し、「何ですかね、この褒め合い」と苦笑いした。

 角砂糖の模型を使ったテーマトークで、内田は「気になる人は」のお題を引いた。「名前は言いませんけど、います。頑張っているんだけど、なぜか空回りしてしまう人。見た目は何とも言えないけど、身長が1・5センチしかなくて…」。小杉から「それアントマンやないけ!」と突っ込まれるなど、夫婦漫才のような掛け合いを披露した。

 内田は「何ですかね、このミニコント」とわれに返ったが、小杉は「こんなに幸せなことはない」とうれしそうだった。

 小杉は「1・5センチになったら」というテーマで「(相方の)吉田(敬)の顔面を歩きたい。デコボコだから、レゴブロックみたい」と解答。内田は「汗をかいたら、水がたまって湖みたいできれいかも」と、天然気味な発言を繰り出していた。