「ミス東大2011」の肩書を持つ読売テレビ(大阪市中央区)の新人、諸国沙代子(しょこく・さよこ)アナウンサー(23)が28日、大阪市内で行われた同局社長会見の“前座”を務め、10月から同局のPR隊長に就任することが発表された。

 諸国アナは今春、入社したばかりの新人だが、6月から同局の長寿情報バラエティー「大阪ほんわかテレビ」(金曜午後7時)のレギュラーに入り、入社2カ月で異例の抜てき。素朴なかわいげが特長で、すでに女子アナファンの間では「天使すぎる元ミス東大」として注目を集めている。

 毎年秋、若手アナウンサーが同局の宣伝部隊の隊長を務め、PR活動に精を出す「PR隊長」に就任するが、今年は諸国アナに決まった。

 この日は、探偵をイメージした衣装で登場。「関西全体を盛り上げる意気込みで、明るく元気に頑張りたい。YTVのファンを増やしたい」と初々しく緊張の面持ちであいさつした。

 諸国アナは岡山県出身で東大農学部卒。在学中に「ミス東大2011」に選ばれた。阪神ファンと公言している。

 152センチと小柄だが、同局の望月規夫社長は「体はちっちゃいが、大きく育ってほしい。天然ボケもできると聞いている」とエール。関西のお茶の間では、アナウンサーに「親しみやすさ」も求められるだけに、望月社長も大いに期待しているようだ。