石原裕次郎さんのものまねで知られるタレントゆうたろう(45)が1日、石原プロモーションから公認された。

 この日、都内の二子玉川ライズiTSCOM STUDIO&HALLで行われた、日本ケーブルテレビ連盟の4K専門チャンネル「ケーブル4K」開局記念イベントに、石原軍団の徳重聡(37)ともに出席。ゆうたろうにとって、石原プロモーション主催の公式イベントへの参加は初で「そろそろ石原プロに、ゆうたろうを入れるのはどう?」と問いかけると、徳重も「ある段階まで、先輩だと思ってました」と苦笑。ゆうたろうは「そのまま(先輩だと)思っていていいよ!!」とアピールした。そのやりとりを聞いた石原プロ関係者は「石原軍団入りはありませんが(裕次郎さんのものまねとして)公認します」と認めた。

 ゆうたろうは、裕次郎さんのものまね1本で23年、活動を続けてきた。「公認とか言うと仕事くさくなる。公認でも非公認でも関係なく…裕次郎さんがお好きな方が、まだたくさんいることが純粋に自分もうれしい。仕事という感じで、石原プロさんとは付き合っていない。裕次郎さん以外のネタをやらないのは、裕次郎さんに対するリスペクトでもあるし、石原プロさんの僕への思いに応えるため、他のネタをやるのは失礼だと思う」と思いを語った。その上で「石原プロ、裕次郎さんを応援してくれる皆さんにとって、僕みたいな人間が一緒になるのは時間が必要だった。若手の徳重くんはじめ、僕らの世代…その中で、一緒にやれることがあったり、僕みたいなものでも力を貸せることがあるなら、一緒にやろうよと」と、今後の協力関係に期待した。