熱愛が明らかになった元AKB48の女優川栄李奈(20)と俳優浅香航大(23)が2日、都内で舞台「AZUMI幕末編」のニューイヤーパーティーに出席した。

 イベント後の囲み取材で、川栄は「(出演者の)みんなが仲良しで、稽古後にみんなでご飯とかに行っていた。『熱愛』って出てしまって、元AKBという名前を使って申し訳ないなというか、AKBってすごいなと思いました」と、おバカキャラらしからぬ絶妙な論点のすり替えで質問をかわした。一方の浅香は川栄について「女優さんとしても女性としてもすばらしいし、尊敬できるし、仲間としてみんなで仲良くさせていただいています」と話すにとどめた。

 2人は昨年9月の公演終了後に交際を始めた。浅香はイベント冒頭の寸劇で、「年明け早々からお騒がせして、申し訳ありません」と頭を下げ、観客から拍手を浴びていた。

 イベントではクイズや餅つき大会でファンを楽しませたが、川栄と浅香は意識しているのか、隣り合わせの立ち位置ながら目を合わせる場面もほとんどなかった。川栄が歌を歌わされる罰ゲームを受けた後、なぜか浅香も歌わされる場面も。「何でよ?」と反論する浅香に、別の出演者から「何でだか言おうか?」と突っ込まれ、早くも報道がネタにされる一幕もあった。

 さらに、舞台のダイジェスト映像で、川栄が恋心に気付く場面が流されると、浅香は「悪意のある編集ですね…」と言葉を失っていた。それでも、今年の抱負を聞かれると、「義理人情、恩、愛、優しさを大事にして今年も頑張りたい」と答え、川栄の存在を意識するかのような力強い言葉で締めくくった。