演歌歌手氷川きよし(38)が6日、大阪府豊中市の千里セルシーで、新曲「みれん心」発売イベントを行い、大阪のファン約6000人が集まった。

 開演約6時間前の午前8時の時点で、すでに200人以上が並んでおり、会場関係者も「すごい熱気でした」。大歓迎を受けた氷川は、6000人を前に、新曲の“即席カラオケレッスン”を行った。

 ステージ後には、取材にも応じ、新曲は「カラオケで歌ってもらって、これからは同世代の方や、男性の方にも応援してもらえるような演歌歌手になりたい」。カラオケでうまく歌うコツには「普通に素直に歌うこと。しゃべるように、母音をはっきりと歌うといいと思います」と語った。

 また、氷川自身もカラオケに行くことが多く「昔はポップスを歌ってましたけど、1人のカラオケファンとしては、やっぱり30歳を過ぎたあたりから演歌が多くなりました。心情が分かるようになった」という。

 得点機能を試すこともあるが、「点数は出ないです。最近だと、84点ぐらい。そのときは松田聖子の『スイート・メモリーズ』でした」と苦笑しながら明かした。