米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが9日発表した2015年10~12月期決算は、純利益が前年同期比32%増の28億8000万ドル(約3315億円)と、四半期として過去最高となった。

 昨年12月公開のSF映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」がヒットし、興行収入が業績を押し上げた。売上高は14%増の152億4400万ドル。

 映画関連事業の売り上げは46%伸びた。新作公開にあわせ、スター・ウォーズの過去作品が家庭で広く視聴されたのも寄与した。テーマパーク・リゾート事業の売上高も9%増えた。米西部カリフォルニア州のディズニーランドなど米国内のテーマパークの収入が堅調だった。