ウエンツ瑛士(30)と小池徹平(30)のデュオ「WaT」が、12日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」でのパフォーマンスを持って解散した。ウエンツは涙を見せ、ファンに感謝した。

 番組冒頭、小池は「本日を持って解散になります。WaTとして歌うのは今夜が最後です」とあいさつ。約10年前の初登場時を振り返り、ウエンツは「本当に緊張していました。僕はほとんど覚えていないですね」と語り、司会のタモリから「あの時はずいぶん早々と泣いてたよね」と声を掛けられた小池は「Aメロぐらいで号泣していたと思います」と笑顔を見せた。

 解散について「別に仲が悪いとかそういうのでは全くなくて、お互い本当にやりたいことが見つかって、ひとつのけじめとして。解散を機に2人の道がどんどん広がって行けばいいなと、すごく前向きな意味での解散」と小池。ウエンツは初登場から10年という年月に「あっという間でした」としみじみと語った。

 ラストステージでは、1曲目に「僕のキモチ」を披露。途中のMCで小池が「皆さんへの感謝のきもちしかありません。そしてウエンツ、今までありがとう」と相方に感謝の言葉を送ると、ウエンツはたまらず男泣き。「本当にありがとうございました。皆さんに会えて本当にうれしかったです」と涙ながらにあいさつした。

 そしてラストに「はじまりの時」を披露し終えると、2人は大歓声の中、ファンに深々と頭を下げ、14年の活動に幕を下ろした。