俳優の哀川翔(54)が23日、都内で開催された7代目となるタカラトミー「人生ゲーム」の新製品発表会に参加した。

 「人生ゲームが大好き」という哀川は、「ボクの人生はマス目が良くて、ツイていた。出会いが良かった」と振り返った。「まず東京に出てきたのがいい目だったし、結婚は最高の目だったんじゃないですかね。雑誌編集者時代は先輩にもかわいがってもらった。でも、『レコード出してみないか』の一言で方向が大きく変わった。その後、ドラマ『とんぼ』で俳優をやらせてもらって。あのドラマがなかったら、今のオレはいない」と語った。「もし戻れるとしたら?」の質問には、「体育の先生になりたかったので、そっちの人生も経験してみたいけど、今の人生に悔いはない」と言い切った。

 『人生山あり谷あり』が人生ゲームのキャッチコピーだが、19日にフジテレビ系列で放送された「めちゃ×2イケてるッ!」では生クリームをかけられる「ドッキリ」を仕掛けられキレたことが話題になったばかり。

 「あれはメチャクチャ怒ったね。まぁ、大人だからそこで終わったけど。あれ、全部本当に私物だからね。ジャケットはクリーニングに出したし、時計もきれいに拭きましたよ」と腕時計を見せた。「家に帰ったら(番組レギュラーの)岡村(隆史)から携帯の留守番電話に、『今日はどうもすみませんでした』ってメッセージが入っていた」と後日談を笑顔で語った。

 報道陣から「30年若かったら?」と質問されると、「想像にお任せします。やめてくださいよ。一緒ですよ」と笑顔で答えた。