熊本地震の発生で500万2000円の義援金を熊本県に寄付したタレント紗栄子(29)が25日午後、同額を大分県に寄付したことを自身のインスタグラムとブログで発表した。

 19日に熊本県への寄付を発表した際は、振込受付書の画像を掲載。紗栄子が500万円で、2人の子供がお小遣い貯金から1000円ずつ募金したと明かしていた。今回は、昨年3月に長男の誕生祝いで大分、熊本を家族旅行した時の写真を掲載。寄付の理由もコメントしている。

 「先週の金曜日に、大分県の被災者義援金受付が始まりました。私も本日、子供達と一緒に熊本県と同額を、大分県に寄付させていただきました。写真は去年の3月に、長男のお誕生日のお祝い旅行に大分、熊本に行った時のもの。熊本も大分も私と子供達にとって思い出深い場所ですたくさんの方と出会い、たくさんの思い出があります。大好きな九州の地の1日も早い復興を心からお祈りしております」

 16日に発生した地震で大分県内も甚大な被害を受けており、紗栄子と交際中の実業家、前沢友作氏(40)もこの日、熊本県への寄付と同額の1000万円を寄付したことをツイッターとインスタグラムで発表。振込受付書の画像も掲載している。

 熊本県への寄付を発表した際には、ネット上で「偽善」などの批判もあったが、紗栄子は21日のブログなどで反応。「一人でも多くの人が寄付について改めて考えてくださり行動に移してくれたらとの思いで、批判も覚悟の上、実名での振り込み明細を掲載しました。信念を持っての行動なので、私は何を言われても大丈夫です」とコメントした。その上で「只今、大分では県での災害義援金の受付がされていないみたいです。開設され次第、熊本県同様、彼と子供達と共に寄付させていただく予定です。大好きな九州。大好きな日本。みんなで支え合って乗り越えましょう」と、大分県への寄付も予告していた。