NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の大型連休中の5日の平均視聴率が、22・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが6日わかった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%だった。同26日の回が20・7%(同調べ)と自己最低タイだった。大型連休中も20%超の連続記録は更新し続けている。

 5日の回は新しい展開。常子(高畑充希)が寺の境内で植物を探している学生(坂口健太郎)に声を掛けると突然抱きつかれた。好意ではなく、食事もろくにとらないため貧血だったのだ。学生を「森田屋」につれていくと、学生は帝大生の星野武蔵と名乗り、主人宗吉(ピエール瀧)からも“葉っぱのあんちゃん”と一気に気に入られる。星野は新種の植物を研究しており、「発見したら両親の名前をつけたい」と話すのだった。

 亡くなった父竹蔵(西島秀俊)と同じ「たけぞう」という名前に親近感を覚え、周囲は常子の様子になにやら恋の予感? も感じられる回だった。

 このまま5週目も連続20%超で突っ走るのか。