NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の25日の平均視聴率が、22・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが26日わかった。前日24日は22・7%だった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。初回から連続20%超えを続けている。

 25日の回は、和文タイピストを目指し、常子(高畑充希)の特訓が始まる。2273文字の配列を書き写した紙を使って覚えるのだ。帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)も「常子さんは必ず受かる」と言って特訓を支える。

 星野の下宿に「森田屋」のあまった仕出し弁当を持っていったとき「妙齢の女性と部屋に2人きりではいけない」と部屋の戸を開けておくあたりで、これまで植物にしか興味がなかった“葉っぱのあんちゃん”星野が徐々に常子を意識し始めている様子がうかがえた、という回だった。末娘の美子(根岸姫奈)が、姉たちのお下がりを使っていても、それほどいやがらず、またその筆箱に“美しすぎる祖母”の滝子(大地真央)が、布の切れ端で梅の花の飾りをつけてあげ、それを喜ぶ美子の場面がほほえましい。