女優森川葵(21)と元ファンキーモンキーベイビーズのモン吉(37)が声優初挑戦したアニメ映画「鷹の爪8~吉田くんの×(バッテン)ファイル~」(20日公開)の完成披露試写会が7日、都内で行われた。

 映画は超常現象をテーマにした脱力系冒険物語。森川は大人に対しても気が強いヒロインの声を演じた。「精いっぱい頑張りました」と胸を張った。一方、宇宙人役のモン吉は、監督から「ドヘタでした。びっくりしました」と言われ「全然勝手が分からず…」と苦笑いした。

 森川はリオデジャネイロ五輪の注目選手を聞かれると、銅メダルを獲得した女子重量挙げ三宅宏実選手を挙げた。「私よりも身長が低いのに100キロも上げてすごいし、カッコいい。力がある女性に憧れます」。亡霊メリーさんの声を演じたハリセンボン箕輪はるか(36)は、女子レスリング吉田沙保里を挙げて「強い女性なので、応援しています。頑張ってほしいですね」と話した。箕輪は監督から「吉田選手に似ている」と突っ込まれると、「初めて言われました」と言いながらもちょっぴりうれしそうだった。

 モン吉は声優を務めたほか、主題歌「一期一会」も歌っている。