フリーアナウンサー長谷川豊(41)が、物議を醸している女優の高畑淳子(61)が行った謝罪会見での「息子の性癖」質問に「もし私があの場にいたら…私も同じ質問を確実にしています」と理解を示した。

 高畑の謝罪会見で、フリーアナウンサーの大村正樹が行った「性欲が強いとか、性的嗜好(しこう)がおかしいと思ったことはないか?」という質問にネット上で「不快だ」「母親にそんなこと聞くな」など非難する声が上がっている。

 しかし長谷川は27日にブログを更新し、非難は理解できると前置きした上で、「その非難が起こることもすべて踏まえた上で…もし私があの場にいたら…私も同じ質問を確実にしています」とつづった。

 自身の体験談を交えながら、長谷川は「あの場において『質問をするチャンス』はリポーターをはじめあの場にいる人間しかできないことです。で、あればどれだけ非難をされたとしても『必要な質問』はするべきだと考えます」と自身の考えを述べる。今回の事件の根底に「高畑容疑者の異常ともいえる性欲(性癖)」があることは「残念ながら明らか」だと指摘し、「もし私があの場にいた場合…私もあの質問はしていると思います。結果、高畑淳子さんは『何も知らなかった』だけで、その回答を勝手に私が決めるわけにはいきません。1万分の1の確率で何かを知っている可能性があるためです」と主張した。

 長谷川は、リポーターを「世間から叱責(しっせき)されることを受け入れている仕事」だと表現する。悪質な質問を執拗(しつよう)に投げかける取材陣も少なくはないと認めながらも、「今回に関しては、私もよく知る、尊敬できるリポーターの方だったので、悪意を持ってした質問などではないことは私が保証します。そこは私を信じてください」と呼びかけた。