映画のかっこいいイメージが強いハリウッドのイケメン俳優たち。そんな彼らは、撮影現場で予想以上に危険な目にあっていた!映画の撮影でケガを負ってしまった俳優を見てみよう。

 ■ブラッド・ピット(52):「トロイ」(04年)

 主人公アキレスを演じたブラピは、戦いの場面を撮影している際、アキレスけんを裂いてしまった。ギリシャ神話のアキレスの弱点がまさにかかとであったことから、“皮肉な”ケガだと言われた。このせいで映画の撮影は10週間も延期されたそうだ。

 ■レオナルド・ディカプリオ(41):「ジャンゴ 繋がれざる者」(12年)

 悪役を演じるレオが手でテーブルをたたくという真剣な場面。何回もシーンを繰り返しているうちに、彼はテーブルに置いてあったグラスを手でたたきつぶしてしまった。出血しながらもレオはそのまま演技を続け、そのテイクが実際に使われることになった。

 ■ジョージ・クルーニー(55):「シリアナ」(05年)

 ジョージが椅子に縛られて殴られているという拷問シーン。相手の俳優が椅子を蹴り倒した結果、ジョージは頭を強打してしまった。脊髄を損傷した結果、耐えがたい頭痛に苦しみ、一時期は自殺も考えたという。幸い、最終的には手術が成功し、回復した。

 ■オーランド・ブルーム(39):「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(02年)

 身軽なエルフを演じたオーランドは、撮影中に馬から投げ落とされ、肋骨(ろっこつ)を複数折るというケガを負った。彼はこれまでに、撮影以外でもスポーツや遊びで背骨、両足、鼻、手首の骨折に加え、頭骸骨にひびが入るという経験もしている。冒険的な性格なのだろうか。

 スターたちのかっこいい姿の裏側には、ケガを覚悟して撮影に挑む強さがあるようだ。【ハリウッドニュース編集部】