雨上がり決死隊の蛍原徹(48)が、今季限りで現役を引退すると発表した広島黒田博樹投手(41)への思いを熱弁した。

 21日放送のフジテレビ系「バイキング」では、黒田の引退について取り上げた。大の野球ファンである蛍原は、それまでの豊洲問題等をあつかった話題では沈黙していたが、急に存在感を発揮。「まだもうちょっとやって欲しい個人的な気持ちはありましたけど……黒田選手といえばまさに記録と記憶に残る大投手でした」と熱を帯びて語る姿に、相方の宮迫博之は「蛍原さん、野球ファンは分かるけど、さっきと温度差が違い過ぎる」とツッコんだ。

 さらに蛍原は、ドラフト2位で広島に入団した黒田について、「プロになる方は高校時代、だいたいエースで4番なんですよ。でも黒田投手は2番手、3番手なんですよ。だからエリートじゃなくてもコツコツやっておけば、一流になれる。豊洲問題喋れなくても、コツコツ頑張っておけばいつか喋れる、ということを黒田選手に教わったんです!」と、自身を重ね合わせて熱弁した。

 黒田が25年ぶりのリーグ優勝を新井貴浩選手と抱き合って喜んだシーンを「大感動、大号泣ですよ」と振り返った蛍原だが、実は大の日ハムファン。「黒田が投げるときは負けてもいいの?」との問い掛けには「ダメです!そこは違う」と即答したが、日本シリーズでの激突を「我が日本ハムファイターズ、厳しい戦いになるなぁ…」と予想した。