歌手の松任谷由実(62)が、年内をもって解散するSMAPへの思いを明かした。

 松任谷は10月31日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」の音楽コーナーに出演。放送中にツイッターで「スマスマ前回出演から、もう10年もたったのかあ。それぞれ色々あって当然。感無量」としみじみとつづった。

 10年前にメンバーと交わした会話を明かし、「みんな少し鼻っ柱の強そうな、溌剌とした男子だった!」と振り返った松任谷。今回の収録へ向かう途中には「たまらなく悲しくなった。純粋なファンという人たちの気持ちが、生まれて初めて理解できたような気がした」と明かした。

 今回の収録に際し、松任谷はSMAPへ「一人一人に手紙を書いて、楽屋に置いた」という。「いつかSMAPとして、みんなが笑って会えるように、もっともっと大きなひとになって、思い出の欠片いっこもなくさないようにしてね」という思いを込めた。

 収録を振り返り、「内向きに輪になるところでは5人の頭、一人一人ぐりぐりぐりってしたかったよ」と松任谷。「OKテイクは全員で通じ合えたと思える!録り終わったあとそれぞれと目を見て握手。ひとことふたこと。集合写真は私真ん中で、目一杯腕を伸ばして、SMAP5人と肩組んで、『笑って、笑って!』って言いながら撮ったのがあれです」と説明した。

 そして放送翌日の1日にもツイッターで「今、マイケルが亡くなったときみたいな気持ち」と心境を明かし、「なんでもっと早くSMAPを応援してること、堂々と表明しなかったんだろう」と寂しそうにつづった。