女優の新垣結衣(28)とシンガー・ソングライターで俳優の星野源(35)が共演してヒットしているTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)の15日6回目の平均視聴率は13・6%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 初回が10・2%でスタートし、2回目で12・1%、3回目で12・5%、4回目で13・0%、5回目で13・3%と毎回、自己最高を更新している。新垣、星野の踊るダンスも話題で、ヒット要因になっている。

 同ドラマは、2015年に「講談社漫画賞」を受賞し、月刊「Kiss」で連載中の海野つなみの同名漫画。夫が雇用主、妻が従業員という契約結婚で、2人の間に恋愛感情は生まれるのか、という社会派ラブコメディー。

 15日は、百合(石田ゆり子)が突然、津崎(星野源)の家にやって来る。みくり(新垣結衣)と津崎のためにペアの宿泊旅行券を手に入れたという。旅行という言葉に2人は当初戸惑うが、めい思いの百合の優しさを無駄にできず、新婚旅行という名の“社員旅行”へ出掛ける。訪れた温泉旅館で用意されていたのは夫婦やカップルで寝るのに最良なダブルベッド。一つ屋根の下に暮らしているとはいえ、別々の部屋で寝てきたみくりと津崎は大慌て。突然のアクシデントにも温厚に対応する真面目な津崎の姿に、みくりは昔交際していたカヲル(小柳友)を重ねる、という回だった。