日本映画製作者協会が、最も優れた新人監督、プロデューサーに授与する新藤兼人賞の授賞式が2日、都内で行われた。

 アニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)を邦画歴代3位の興行収入194億円のヒットに導き、プロデューサー賞を受賞した川口典孝氏は「こんなにヒットするとは新海も僕も思っていません。新海とは15年前に会いました。彼は人を1人ずつ巻き込んでいく力を持っている」と語った。また「湯を沸かすほどの熱い愛」で金賞を受賞した中野量太監督は、感極まって号泣した。銀賞は「ケンとカズ」の小路紘史監督が受賞した。