姉妹漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の妹、やすよ(41)が脳の動脈瘤(りゅう)手術のため、26日、大阪市内の病院に入院した。同日夜、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した。

 同事務所によると、やすよは11月下旬ごろから頭痛を訴え、血圧も高い状態が続いたため、この日、頭部のMRI検査を受けたところ、脳に動脈瘤が見つかった。このまま放置すれば、くも膜下出血になる可能性があったため、即入院し、手術を受けることが決まった。

 今後は、数日のうちに「脳動脈クリッピング術」の手術を受け、体調の回復具合と相談しながら、来年1月半ばごろに退院を目指す。当面の仕事は、代演をたてるか、姉で相方のともこ(44)が単独で行うなどし、仕事復帰についても、回復具合と相談しながら決めるという。

 やすよは、事務所を通じて「このたびは、みなさまにご心配をおかけして申し訳ございません。1日でも早く舞台に帰ってきますので、皆さま応援よろしくお願い致します」とコメントを寄せた。

 所属事務所は、発表を受け、やすよの状態は重篤なものではなく「将来、危険が想定されるための入院、手術」と説明した。

 やすよは、姉ともこと92年にコンビ結成。女性漫才師、故海原小浜さんの孫で、しゃべくり漫才で台頭。12年には「第47回上方漫才大賞」の大賞を受賞した。やすよは05年、当時オリックス投手だった宮本大輔氏と結婚している。