1月スタートの連続ドラマ、フジテレビ系「嫌われる勇気」(木曜午後10時)の19日第2話の平均視聴率が6・4%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は8・1%だった。 

 同ドラマは心理学者のアルフレッド・アドラーによるシリーズ累計180万部超の大ベストセラー「嫌われる勇気」を原案に、刑事ドラマとして大胆にアレンジ。主演の香里奈(32)が嫌われる勇気を持った“アドラー女子”を演じている。

 第2話はメーカーの執行役員が、会社の窓から転落死した。浦部(丸山智己)は自殺と断定するが、現場を見た蘭子(香里奈)はそれを否定。自殺に見せかけた殺人で、犯人は被害者と同じ会社にいると推理した。社内で事情を聴く蘭子は青山(加藤シゲアキ)に「社員たちが“変わらない”という決断をしている」と話す。意味が分からない青山が大文字(椎名桔平)を訪ねると、大文字は、蘭子が意図するのは「目的論」だと説明する、という内容だった。