俳優神木隆之介(23)が22日、都内で写真集「サンセリテ」発売記念イベントに出席した。

 同作はパリを中心にヨーロッパで撮り下ろされたもの。「パリには行ってみたかったんです。モンサンミシェルも本当に絵のようにきれいでした」と感想を話した。しかし、「パリジェンヌという言葉の意味を知らなくて、現地で初めて知りました」とてれながら告白した。

 お気に入りの1枚はノートルダム寺院で肩にハトが乗っているショット。「ハトが肩に乗るなんて、東京ではないじゃないですか」と話したが「実は怖くて。表情もその感じが出ているでしょう」と解説した。

 同写真集発売に合わせ、全国七大都市をめぐるお渡し会ツアー「23年分の”ありがとう”ツアー」を開催中。「直接ファンの人と触れあう機会も少ないので緊張します。お互いの緊張感が伝わりますが、こんな機会はないのですごくうれしいです」。この日も約2600人のファンが参加予定で、夜まで対応するという。「神木ってこんな表情をするんだと思っていただければ。皆さんと直接近い距離は初めてなので緊張しますが、話しかけてください」とアピールした。

 大ヒット映画「君の名は。」では主役の声を務め、3月には主演映画「3月のライオン」が公開される。また、人気漫画「ジョジョの危険な冒険」実写版映画は今夏公開に向けて撮影中の神木。「自分を成長させてくれる作品に携われて感謝しかないです。僕は恵まれていると思います」とし、「まだスーツ姿で映画に出たことがないので、社会人1年目の役とかやってみたいです」と目標を話した。