俳優中井貴一(55)佐々木蔵之介(49)が、お宝鑑定をめぐって一獲千金を狙う映画「嘘八百」(来年公開)で、ダブル主演することが6日、分かった。

 2人の本格的共演は初めて。メガホンを取るのは、「百円の恋」で知られる武正晴監督(50)。今月クランクインし、撮影が行われている。

 大阪・堺を舞台にしたオリジナルストーリーで、中井は関東から大阪に来た古物商、佐々木はかつて期待された陶芸家を演じる。

 ◆「嘘八百」あらすじ 古物商の則夫(中井)と、陶芸家の佐輔(佐々木)は、骨董(こっとう)を買い付けに行った先で偶然出会う。さえない仕事ばかりしている2人だが、幻の利休の茶器をめぐって、大御所鑑定士や古物商、文化庁の役人、双方の家族も巻き込んで一獲千金を狙う。