テレビ朝日系人気ドラマ「相棒 season15」(水曜午後9時)の8日第14話の平均視聴率が14・5%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。シーズン15の最高視聴率は1月1日に放送された元日スペシャルの17・3%だった。

 8日は2週連続スペシャルの後半で、2代目相棒・神戸尊役の及川光博(47)が5年ぶりに登場。シリーズ初期から「season14」まで、鑑識・米沢守役として人気を博していた六角精児(54)も再登場し、映画「相棒-劇場版4-」(11日公開)にも関係するエピソードが描かれた。

 8日は、1年前に右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が遭遇した謎の立てこもり事件。膠着状態に陥る中、右京は尊(及川光博)から犯人の要求している女性・吉井聡美(及川莉乃)に関する情報を入手する。亘は右京が立てこもり犯と目星をつけている新堂司(田中偉登)という高校生の家族について調べていた。そんな中、米沢(六角精児)の報告である疑惑が浮上し、右京は立てこもりを続ける司の真の目的を察知。人質を含め全員を無傷で確保しようと動き出す。しかし、なぜか事件を隠蔽しようと暗躍する警察幹部により、特殊部隊の強行突入が迫っていた、という内容だった。