宗教法人「幸福の科学」の活動に専念するため芸能界引退を表明した女優清水富美加(22)について、お笑い芸人のカンニング竹山(45)が「不幸になる人がいっぱいいる」と指摘した。

 竹山は13日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」に出演。清水が出家を理由に引退することに関しては「信仰の自由ですから自由にしてもらったら結構なんですけど」としたが、突然の引退表明によってレギュラー番組や出演映画の関係者が対応に追われていることに、「これから救済していこう、人に幸せを与えていこうということを出家してやりたいわけでしょ? でもその前に、仕事を残したことによって不幸になる人がいっぱいいるわけじゃないですか。まずその人たちの事を考えて、そこをキレイにして行きなさい」と苦言を呈した。

 清水が主演を務める4月1日公開予定の映画「暗黒少女」は12日の報道を受け、製作委員会が対応の協議に入った。主演ドラマ「笑う招き猫」を制作するMBSは「収録状況も含めて確認中」としている。清水がヒロインを演じる7月公開の「東京喰種 トーキョーグール」は、配給の松竹が「状況を確認中です」と話した。レギュラー出演中のフジテレビ系「にじいろジーン」を制作するカンテレは、来週以降の出演については「何も決まっていません。事実関係、詳細を確認中です」とした。