落語家桂歌丸(80)が26日、大阪・道頓堀の大阪松竹座で昨年1月に亡くなった3代目桂春団治さんの一周忌追善落語会に出演した。

 中トリで登場した歌丸は「鼻の下が光って水っぱなを垂らしているんじゃないかとお思いでしょうが、涙ぐましい物語がある」と酸素吸入器について話し、笑いをとった。年末年始の入院中はテレビを多く見ていたと言い「面白いのは笑点だけ」と“親心”をのぞかせる場面もあった。その後、張りのある声で「紙入れ」を披露し、満員の観客から拍手を浴びていた。