演歌歌手氷川きよし(39)が6日、東京・新橋SL広場で新曲「男の絶唱」発売イベントを行った。

 SL広場でのイベントは4年ぶり3度目。30作目となる明日7日発売の同曲は応援歌だ。羽織はかま姿で登場し、「僕自身この曲から元気をもらっています。この曲が一生懸命やってきた答えだと思います」とアピールした。

 この日はアニメ「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」をファンの前で初披露。「羽織はかまでロックを歌うのもなんだか」と言いながらもノリノリで歌った。

 イベント終了後も「本当にこの曲の詞が好き。パンチが効いている」と繰り返した。「30代最後にこの曲に出会ったのは意図ではなく、本当に縁。この3分のドラマをしっかり歌っていきたいです」と決意を語った。

 今年9月で40歳になる。喜劇王チャプリンの言葉「人生はクローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇」を引用し、「そうありたいと思う。いい歌手人生を歩めたと思えるようにこれから1日1日を積み重ねていきたい」と話した。また「人生を歌っていきたいですね」と続けた。

 最後に「男、氷川きよし39歳、芸能生活18年。みなさんに支えられてここまで歌ってこれました。本当に感謝の気持ちしかありません」と感謝を述べ、「男の絶唱、男の絶唱、男の絶唱をよろしくお願いします」と力強く締めくくった。