米映画「メッセージ」(5月19日公開)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(49)が来日し13日、都内で特別試写会が行われた。

 SF作品としては唯一今年のアカデミー作品賞にノミネートされ、ヴィルヌーヴ監督は注目作「ブレードランナー 2049」にも抜てきされた注目株だ。

 ゲストとして登壇したタレント関根麻里(32)も感銘したようで「SF映画のイメージと違って1歳になる娘との関係など、ずいぶん考えさせられました」と作品を振り返った。

 異星人との交流に親子の因果を絡めた異色の内容で、監督は「SFを撮るのは40年来の夢でしたから」と笑顔で語り、7本脚の斬新な異星人については「今までにないものにしたかった」と明かした。