フジテレビ系の小栗旬(34)主演の火曜ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(午後9時)の18日第2話の平均視聴率が11・2%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は関東地区13・9%、関西地区18・4%と好スタートだった。  

 小栗と西島秀俊(46)の本格派俳優2人が民放連ドラ初共演する話題の作品。「SP」シリーズなどを手掛けてきた金城一紀氏が、5年前から小栗をイメージして原案・脚本を準備してきた骨太アクションエンターテインメントだ。人に言えない過去を持つ公安機動捜査隊特捜班の面々が、警察ドラマの常識を越える規格外の事件に挑んでいく。1年半前から練習を積んできたという小栗と西島の、本格的なアクションも見どころだ。

 第2話は、田丸(西島秀俊)がフリージャーナリストの男から、「国家の危機に関することで話がある」と連絡を受け、会う約束をする。しかし、現れた男は田丸の目の前で何者かに毒殺される。特捜班は、男が田丸に送った1枚の写真と、死ぬ間際に口にした「アリス」という言葉を手掛かりに捜査に乗り出す。吉永(田中哲司)は田丸と稲見(小栗旬)に殺された男の自宅を捜索するよう指示する、という内容だった。