西野カナ(28)が、菅田将暉(24)土屋太鳳(23)のダブル主演映画「となりの怪物くん」(月川翔監督、4月27日公開)の主題歌「アイラブユー」を手掛けたことが18日、分かった。デビュー10周年の第1弾シングルとして4月18日に発売する。

 「となりの怪物くん」は超問題児で怪物と呼ばれる男子高校生と、ガリ勉で冷血な女子高生の恋愛を描く青春映画。西野は台本を読み、歌詞を書き下ろした。女子の本音をラップ風に表現したメッセージ性が強いラブソングに仕上げた。西野は「大切な人に対して『やっぱり私はキミでよかった』と、ふと思う瞬間を歌にしました」と話す。菅田は「余韻に浸れる、温かい気持ちになれる曲」。土屋は「すごい…。青春の天才です」と感激している。

 製作側は「心の機微をリアルに切り取る世界観が作品にぴったり」として西野に依頼し、挿入歌も、10年のシングル「Best Friend」など全て西野の曲で、ファンに愛されている5曲となる予定。15年のシングル「トリセツ」が主題歌だった桐谷美玲(28)主演映画「ヒロイン失格」は興行収入24億円を超えるヒットを記録。「恋愛ソングのカリスマ」と呼ばれる西野の新曲が再びヒットを後押しする。