真木よう子(35)井上真央(31)桜庭ななみ(25)らが出演する映画「焼肉ドラゴン」(6月22日公開)と、東京・渋谷にある「渋谷肉横町」がコラボした焼き肉店が、23日から同所に期間限定オープンする。

 これを記念して22日、同所でオープニングイベントが行われ、3姉妹を演じた真木、井上、桜庭と弟役の大江晋平(18)が出席した。

 映画は、高度経済成長期の関西のとある都市を舞台に、時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも力強く生きる在日韓国人一家を温かいタッチで描いた作品。共演はほかに大泉洋(45)ら。

 真木は店内に入ると「撮影していたセットにちょっと似ています」と笑顔。撮影はちょうど1年ほど前だったそうだが、つかの間の思い出に浸っていた。

 桜庭は撮影を振り返り、「(大江から)初めて『お姉さんたちって、いい匂いがするね』って言われたんです。私もお姉さんになったんだ、と思って、弟ができた気分でうれしかったです」。この作品で映画デビューとなる大江は「(いい匂いが)しました。1人1人、違う香りがするんです」と、屈託のない笑みを浮かべていた。

 イベントではコラボメニューを試食し、誰をイメージして作られたものかを当てるゲームに挑戦した。4人は見事、全問正解。井上はご褒美に「肉横町1年間通い放題」の権利をおねだりし、見事キャスト全員分の権利を勝ち取ったが、「大泉さんはいいですよ、今日来てないし」と話して笑いを誘った。