でんぱ組.inc(でんぱ組)の夢眠ねむがグループを卒業する。

日刊スポーツの取材に、本人が答えた。

でんぱ組は2008年結成。秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」を拠点とした活動からスタートし、二度の日本武道館公演や多くの海外公演、日中韓の国家間芸術交流活動「東アジア文化都市」の広報親善大使を努めるなど国際的にも活躍。美大卒の夢眠は、アートの研究のために秋葉原のメイドカフェでバイトをし始めたことがきっかけでアイドルに。アイドルと並行して、映像監督、美術家など多方面で活動し、「秋葉原の片隅から世界へ」といわれたグループの飛躍に大きく貢献した。

夢眠はこれまでで特に思い出に残っていることとして、「でんぱ組のオーディション合格メールを開いたとき」「賞レースのライブイベントで優勝したこと」「(2014年5月の)グループ初の武道館公演」の3つをあげた。

19年1月開催のでんぱ組の3度目となる日本武道館公演でグループを卒業し、同年3月末で芸能活動も終了する。

「なんだってそうなのですが、始めるのは簡単ですが続けるのはとても大変な世界です。でも、始めなかったら会えない人が、見れない景色が沢山ありました。かなえたい夢があるなら、とにかく言葉にすること! 周りに自分の気持ちを知ってもらうのはもちろん、自分に言い聞かすことって大切です。応援しています!」と、これからアイドルを目指したり、自分の夢の実現に向かってがんばる世代にエールを送った。